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匠の技

数寄屋建築にはユニークな色や形の木そのものの魅力を使い、人工的で標準化された合理的デザインよりも偶発的な意匠を尊ぶ傾向があります。
現代社会において、それぞれの現場に応じて使われる技法は多岐に渡りますが、古くから受け継がれてきた伝統的な工法はいくつも見て取る事ができます。

木を削った凸凹を組み合わせる様子などは見る者を感嘆せしめて余りある匠の技と申し上げられるでしょう。

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床柱の加工

工房における床柱の加工の様子です。

​昔ながらの伝統的な工法によって素材の魅力を活かしつつ数寄屋造りの間を形作る重要なパートを仕上げていきます。

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床框の加工

多様な鑿でほぞを作り、くち引きと呼ばれる計測器で描いた線を繊細なタッチで切り分けてゆく。そんな手作業をいくつも重ねて框を仕上げていく様子はもはや芸術的なパフォーマンスの域に達しています​。

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